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脊柱側弯症(せきちゅうそくわんしょう)

概要

脊柱側弯症は、背骨(脊椎)が左右どちらかに曲がってしまう病気です。それに伴い体のバランスや姿勢に影響が出てきます。最も多いのは特発性側弯症で、明確な原因は分かっていません。主に思春期の女性に発症し、身長の伸びとともに進行することがあります。進行すると背中の変形や腰痛が出たり、重度の場合には心肺機能に影響を及ぼすこともあります。そのため、早期発見・早期治療がとても大切です。

症状

  • 初期は痛みなどの自覚症状がないことが多い
  • ご家族が「背中や肩の高さが違う」「体が傾いている」と気づく
  • 学校検診で指摘される
  • 進行すると腰や背中に痛みが出ることもある

診断

  • 身体診察で背中・肩・骨盤の高さやねじれを確認
  • X線(レントゲン)検査で、背骨の角度(コブ角)を測定して重症度を評価

成長期の患者さんでは、定期的なX線チェックで進行を観察することが重要です。

治療

側弯の角度と進行の速さによって治療方針が異なります。

軽度の場合(20度未満)

経過観察が中心です。
成長期では定期的にレントゲン検査を行い、進行の有無を確認します。

中等度の場合(20〜40度)

装具療法(コルセット治療)を行います。
成長が続く間は装具を装着して、進行を抑えることを目的とします。

重度の場合(40度以上)

手術療法(脊椎矯正固定術など)を検討します。
成長が終わった後でも変形が進行することがあるため、専門医での評価が必要です。
側弯症が疑われる場合には小児整形外科・脊椎専門医のいる医療機関をご紹介いたします。

生活上の注意

成長期のお子さんは、定期健診や学校検診でのチェックを受けましょう。
早期発見が最も重要な病気です。痛みがないまま進行することも多く、発見が遅れると大きな手術が必要になることもあります。ご家庭でも、お子さんの姿勢や背中の左右差に気づいたら早めにご相談ください。

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